この記事はセルオートマトンによるCPU作成連載記事の20本目です。この連載の中では本当は最初のほうで紹介すべき記事なので、あとで記事の順番を変えるつもりです。(2023/01/27)
今回は、セルオートマトンで基本的な論理回路であるXOR回路を組み立てます。
入力のどちらかのみがOn状態(1)であれば出力がOn(1)になり、両方がOff(0)または両方がOn(1)のときは出力がOff(0)になる回路です。
出力 = (入力1 OR 入力2) AND NOT (入力1 AND 入力2)
入力1 | 入力2 | 出力 |
---|---|---|
0 | 0 | 0 |
0 | 1 | 1 |
1 | 0 | 1 |
1 | 1 | 0 |
これをコンパクトにまとめ再利用しやすい形にしたものが次の回路です。